藤色(ふじいろ)
藤の花を思わせる、淡くやさしい青みの紫。
- 上品で柔らかな印象
- 和服、小物、装飾パーツ向け
色の由来を読む
- PRINSFIL 日本伝統色シリーズ PLA 藤色(ふじいろ) 藤色(ふじいろ)は、日本の伝統色のひとつで、淡くやさしい青みを帯びた紫色です。春から初夏にかけて咲く紫藤の花を思わせる、上品で柔らかな色合いが特徴です。
- 名前の由来 藤色の名は、春に美しく咲き誇る藤の花に由来しています。平安時代(794〜1192年)には藤の花が特に愛され、貴族文化の中でも重要な花のひとつとされていました。また当時、藤原氏が政治の中心を担っていたことから、「藤」は高貴さを象徴する色としても広く認識されていました。
- 文化的な意味 藤色は、優雅さや気品、やさしさを象徴する色とされています。平安時代には貴族の装束や文学の世界にも多く登場し、十二単(じゅうにひとえ)の配色にも用いられていました。藤の花が風に揺れる姿はロマンティックな情景として和歌や文学にも描かれ、愛情や優美さを表す色として親しまれてきました。
- 現代での使用 藤色は現在でも和服や帯、和風小物などに用いられる人気の伝統色です。また大正時代の「大正ロマン」を象徴する色のひとつとしても知られ、伝統と西洋的な感性が融合した、優雅で洗練された色として愛されています。

